何を考えてんだか…
昨晩は珍しく寝付きが悪かった。
何を考えてたのかっていうと、そういう時は結構昔の事を思い出してる。
特に昨日は自分の記憶の中でも最も古い時代の事。
まず２７年前の１９８８年、６歳の時。
住んでた団地の隣の棟で殺人事件が発生。女性が刺殺される。あわわ。
当時の朝は「おはようナイスデイ」という番組がやっていて東海林のり子がリポーターだった。
その東海林のり子がウチの目の前の駐車場でリポートしていたのを幼稚園に出掛けて行く前にテレビで見た。あわてて外に出てみたけど当然収録なのでいない。おれ、ションボリ。
次は２８年前の１９８７年、５歳の誕生日。
やっと片手の指を一杯に開いて数えられる５歳になったのが嬉しかったのだ。
待望の誕生日プレゼントはウルトラマンの映画のビデオ。ウルトラの兄弟がいっぱい出てくるやつ。
だと思ってた。兄弟がいっぱい出てくるのを楽しみにしながら見ていたら全然出てこない。
何故そんな設定なのかわからないけどアジアの外国と円谷プロの合作で主人公はコチャンという少年。
このコチャン少年、そこそこ序盤で頭を銃で撃たれて殺されてしまう。
その写真がこれ。
「アアアアアアアアアアァァァァァ！！（絶叫）」
怖すぎる。
忘れられない思い出。
最後、２９年前の１９８６年、４歳になる少し前。
当時のアイドル、故岡田有希子さんの飛び降り自殺。
家に週刊誌だか新聞だかがあってそこに岡田有希子さんの遺体の写真が出てたのを見た。
白黒で不鮮明なものだったからぐったりした足はよく見て取れた。
カラーでないぶん、鮮烈なものではなかったけど。
「これ何？」とかしきりに聞いたのだと思う。母親が「頭が割れて死んじゃったのよ」とかなんとか教えてくれた。
頭なんて割れるものだと思っていないから「トビオリジサツ」はすごく怖いものだと感じた。
それにそこそこ高さのある団地に住んでいるから以降も周辺で飛び降り自殺は結構あった。その度に岡田有希子さんの「トビオリジサツ」が俺の中で付きまとうようになる。
これは今でもそう。
それではまた。