YAZAWAのはじまり 〜矢沢永吉 SUPER LIVE 日本武道館〜
昨晩遅くに矢沢永吉の最初の日本武道館でのライブを収録したアルバムを買ってしまった。
これがすごくいい。
７０年代ど真ん中のサウンド。同じ時代に荒井由実やハイ・ファイ・セット、キャンディーズなんかがいたんだなっていうバンドのサウンド感。
何が良かったって全部良かった。アルバム一枚あればあまり好みでない曲が何曲かあるものだけどこれはそうじゃなかった。曲順も申し分ない。主演目のラストの『アイ・ラヴ・ユー, OK』までの道のりが日本のメジャーロックシーンの幕開けみたいな流れになっててジンとくる。
どの曲もこの時代の特徴というか枯れてて、そして擦れてる。
そう、７０年代の歌ってなんか擦れてるよね。どの歌もキャッチーなんだけどどこか寂しげな感じが漂ってて。「夏のフォトグラフ」とても短い曲なのに強烈に響いた。
「恋の列車はリバプール発」では物哀しい８小説ブルースのピアノから始まってゴキゲンなブギに早変わり。
発車感たまらない！
まさに「矢沢」が「YAZAWA」になったという感じでサイコーなのだ。
思わず書いてしまったくらいなので。
それではまた。